焙煎工場からお店に並ぶまで
からきやコーヒーで販売されている豆の焙煎過程をご紹介します。
←工場に入るとすぐに右手に生豆置き場があります。生豆は良質なものを麻袋単位で仕入れています。
その年一年分をまとめて買い付けるので年間通じて良質なものをお届けできます。
→生豆は麻袋から出した後、まず研磨機にかけます。研磨機にかけることで、豆についている汚れやほこりを取り、焙煎後の豆のできが変わるのです。
←研磨した豆をさらに石抜き機にかけます。たまに小石が紛れ込んでいることがあるためです。
→良い豆だとほとんどハンドピックは必要ありませんが、念を入れてハンドピックします。

このように、良質な豆を何回もふるいにかけることでさらに厳選し、良い物だけを念入りに選びます。
これが焙煎機です。
火加減は中火が目安です。強火にしすぎると、焼きむらができますし、弱火だと香りが立たなくなるので、微妙な調節が要求される作業です。
焙煎は15分から20分間かけてミデイアムロースト〜フレンチ・イタリアンローストまで焙き上げます。

焙煎をいつ終わらせるか?もっとも職人が緊張する時です。豆それぞれにもっとも適した炒り方があるというあるという哲学のもとに、豆ごとに最も適した焙煎の瞬間を見定めます。

ぱちぱちという豆がはぜる音に注意深く耳を澄まし、息を潜めてじっとドラムの中の豆に思いを通わせます。
その時がきたら、一気に冷却層に移し冷却します。
冷却をしながら最後のハンドピック。焙煎してからわかる、悪い豆もあるのです。

焙煎豆はこれで出来上がり。炒りあがった豆はお店に運ばれ、冷蔵庫にて保管されます。素晴らしい香りをお客様にお届けするために。

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